Blog

発表会当日の模様をお伝えします!

2023/02/11

皆さん、こんにちは。ソナーレピアノ教室です。

前回は発表会が開催されるまでの事情をお話ししました。
今日は実際の様子を文章ですがお伝え出来たらと思います。

当日使わせて頂く場所は我孫子市の湖北地区公民館(通称コホミン)です。250席のホールは少ない人数の発表会では大きすぎる程でした。

ここのホールにはスタインウェイのフルコンサートピアノが設置されています。
このピアノ、昔は市民会館で利用されていたのですが、市民会館が取り壊されてしまったため、このホールにやってきたという歴史を持っています。公民館で使えるにしては贅沢なピアノです。
なので私の教室では本番前にリハーサルを行い、なるべくたくさんこのピアノに触れる機会を設けています。

生徒さんたちは皆さん時間通りにきてくれて、無事リハーサルが始まりました。このリハーサル時間もたっぷりと時間をとっているため、全員ソロと連弾の曲を最後まで弾くことが出来ます。

20分間の開場時間を経て本番です。
舞台袖に再び集まった生徒さんは皆それぞれにおしゃれをしてステキでした!

そして始まった本番、まずはソロ(一人で弾く演奏です。)です。
いつもとは違う大きいピアノでの演奏、低音では音が伸び高音では華やかな音がでるので、皆いつもよりずっと洗練された演奏に聞こえます。
レッスンのときは弾けなかったところも最後の追い込みと本番での度胸で上手に弾けています!
私は司会があるので舞台袖で聞いているのですが、それまでのレッスンでの生徒さんの頑張りを思うと感慨深い思いで聞いていました。
きっと客席から聞いているお客様にはもっとよく聞こえていたことでしょう。
発表会が初めての生徒さんも堂々と演奏することが出来ました。

小学生から大人の方までのソロ演奏が無事に終わり、次は連弾です。ここでこの1週間ずっと悩んでいたのが、曲の説明時にマスクをどうするかでした。
前回の記事でも書いたように、今回の発表会では連弾の部を設け、皆でサンサーンスの「動物の謝肉祭」(全14曲中7曲の抜粋)を演奏することにしました。
この曲集はサンサーンスのユーモアや皮肉が詰まった作品ですが、動物の題名と(中には動物ではないものもありますが…)それとマッチする曲が面白いので、曲の説明を演奏前に舞台上で生徒さんにお話ししてもらうことにしました。
文章もご自身で書いてもらったのですが皆、まとめ方が上手でびっくりしてしまいました。
考えついた当初はコロナの感染者数も少なかったので曲の説明も演奏もマスクを外してしてもらうつもりだったのですが、11月の中旬あたりから感染者数が急激に増え始め、当日の会場にはお孫さんの演奏を楽しみにしてるご高齢のかたもいらっしゃることを考えると、やはりマスクをとってお話をするのはリスクが高いと判断し、結局説明はマスクあり、ピアノの椅子に座ったらマスクを外し演奏はノーマスクでという苦肉の策で対処しました。(ソロのときもマスクは外して頂きました)

生徒さん皆さん自慢の文章をマイクで読んでくれて一人一人、私と連弾で演奏します。
当日急に決まったマスク対応にも動じることなく皆さん連弾も弾ききりました。

連弾では私も舞台上に上がってしまっているため、客観的には見てどうだったかがそのときは分からなかったのですが、後で生徒さんから聞いたお話では、動物の謝肉祭という一貫性があったため、面白く良かったとのお声を頂きました。
生徒さん自身が曲の説明をしたのも好評でした。
またコロナで学校行事に人数制限が設けられ、なかなかお孫さんの成長した姿を見られる機会が減っていたので楽しみにしていたと仰る方もいらっしゃいました。

コロナ禍の中どうなるかと思った発表会も無事に終わることが出来ました。
そして何より何ヶ月も練習を積み重ね、本番ではソロと連弾を披露した生徒さんの努力と、それを支えてくださった保護者様にこの場をお借りして感謝申し上げます。

次回1年半後を予定していますが、更なる生徒さんの成長を楽しみにしつつ今日の記事を終わりにさせて頂きます。
今日もお読みいただきありがとうございました。

次の記事「クラシックを聴いて欲しい!①」

前の記事「発表会開催しました!①」

ブログ一覧に戻る